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文章を読みやすくするコツ 和語の漢字はひらがなに



皆様こんにちは
蓬田でございます!

読者が読みやすい文章、ぱっと見て頭に入りやすい文章について、皆様と一緒に考えてみたいと思います。

皆様の文章表現にとりまして、ご参考になれば幸いです!

ひらがなと漢字の割合を意識する

わたくしは、仕事で文章の校正もします。

そのとき感じるのは、読者にとっての「読みやすさ」は、文章の「見た目」の部分が大きいということです。

PCやスマホ、本を開いた瞬間、漢字ばかりだと読む気持ちが下がります。

漢字が多いと、文章全体が真っ黒に見えます

すると、読み手は読むのが億劫になってしまいます。

読みやすくするためには、文章中のひらがなの割合を意識して多くすると良いです。

一般的にひらがな7割、漢字3割くらいの割合が、読みやすいとされます。

では、どうやってひらがなを多くするのか?

その方法のひとつは、和語をひらがなで書くことです。

事は「こと」に 出来るは「できる」に

日本語の漢字には「漢語」と「和語」があります

「漢語」とは音読みの漢字、「和語」とは訓読みの漢字です。

「和語」の一部は、ひらがなにしたほうが読みやすくなります。

例えば → たとえば

出来る → できる

全て → すべて

~という事 → ~ということ

こんな感じです。

「~という」という表現は、文章を書いていて頻発すると思います。

「~と言う」と書く人が結構いますが、ひらがなのほうが読みやすいと思います。
 
わたくしは、英語のspeakやsayの意味以外のときは、ひらがなで書くようにしています。

ひらがなを意識的に使うようにすると、文章を見たとき視認性がアップして読みやすくなります

皆様もぜひ文章を書かれるときは、気を付けてみてください。

皆様の文章力がアップすることを願っております!




Posted on 2020-06-08 | Category : コラム, ワンランク上の文章へ | | Comments Closed
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