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コロナウイルスで売上激減  メディアの伝え方って。。。



こんにちは M&Cの蓬田(よもぎた)でございます。

新型コロナウイルスの感染が広がり、中国や韓国からの渡航客は激減しました。

中国や韓国からの旅行客などを主なお客としている店舗も売上が激減です。

きょう(3月10日)もテレビでは、日本政府が中国と韓国からの入国制限をしたことで、中国人と韓国人を主な顧客として商売していた店舗は、売上が激減し大変だ、という内容の番組を放送していました。

伝え方のトーンは「経済に大変な影響が出ているので、入国制限はできるだけ早く解除するべき」みたいな感じでした。

少し前、日韓関係が悪化したか何かで、韓国からの旅行者が激減したときも同じです。

韓国便が離発着する地方空港の売上激減の飲食店を取材。

番組が伝えるトーンは「日韓関係の悪化は経済に大きな影響を出している。この状態は日本の理解=つまり譲歩で、早く解決させないといけない」みたいな感じです。

旅行者が減れば、旅行客を相手にしている店舗は売上が減るのが当たり前ですよね。

大手テレビ局がわざわざ取材して放送する価値があるのか疑問です。

「日中関係、日韓関係は悪化してはならず、日中と日韓の人の往来は活発にしていなくてはならない」

そんな思惑を国民に浸透させているのではと勘ぐりたくなります。

もちろん、中国とも韓国とも関係を築いていくのは大切なことです。

これからわたしたちは、日本にとって、どうやったらいい関係を築いていけるかを考えることが大切だと思います。



Posted on 2020-03-11 | Category : コラム, 日本と世界 | | Comments Closed
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