準備8割、執筆2割
[text:蓬田修一]
私が原稿を書くとき、時間的に執筆に当てるのは全体の2割程度、残りの8割が執筆前の準備です。
執筆前の準備には、これから書くテーマについてのリサーチ、資料の収集、取材する場合は取材アポを取ってインタビューすること、その後のインタビュー音声の確認などです。
これらの準備に当てる時間が全体の8割で、執筆する時間は2割です。しかも、実際に執筆するのはその半分の時間です。残りの半分は執筆した内容の推敲です。つまり、本当に執筆する時間は、全体の1割程度ということになります。
もしあなたが「何か書きたくても、何をどう書いていいのか分からない」と悩むことがあったら、それは執筆のための準備が足りないのかもしれません。
まずは書きたいテーマについて、サイトで検索してみる、関連図書にあたる、関係者に聞いてみる、などをしてみて、テーマについての「素材」を集めてみたらいかがでしょうか。
(2014年12月1日)
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