煮つまったらプリントアウト
[text:蓬田修一]
調子よく執筆していたのに、急に文章が書き進められなくなったり、書く内容を思いつかなくなったときに効果的な方法があります。それは、原稿をプリントアウトすることです。
プリントアウトした文章を軽く読んだだけで筆が進むことは、経験上よくあることです。文章を読まなくても、プリントアウトした紙をさっと眺めただけで筆が進むことも結構な頻度であります。
さらには、プリントアウトした原稿をまったく読まず、紙が印字されている音を聞いて、印刷が終了し、まだ排紙トレイに原稿が残っているままでも、今まで煮詰まっていた部分をどうしたらいいのかアイデアが思い浮かび、執筆が再開することも少なくありません。プリントアウトには、煮詰まっている状況をリセットする効能があるのかもしれません。
PCの画面を見ていても手が動かなくなったら、一度プリントアウトしてみたらいいかもしれません。
(2014年12月15日)
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