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耳コピのススメ 楽しいし便利ですよ!


皆さんこんにちは

音楽が趣味の蓬田でございます!

今回は「耳コピ」について、皆さんと一緒に考えてみたいと思います!

皆様の音楽ライフの参考になりましたら幸いです。

作曲や演奏にも役立つ

耳コピというのは、ご存知の通り音源を聴いて楽器で再現することですね。

そういう定義が一般的かどうか分かりませんけれども、ここではそういうことにして、話を進めたいと思います。

今回は、耳コピの具体的なやり方というより、耳コピができると、音楽が楽しいよ、作曲とか演奏に便利だよ、というようなことについて、わたくしの経験から書いてみたいと思います。

ここでは、耳コピを3つに分類しました。

1 メロディーの耳コピ
2 コード進行の耳コピ
3 コードの響きの耳コピ

それぞれについて説明して参りましょう。

1 メロディーの耳コピ
テレビやラジオ、ネットから流れてくる音楽、家の中のいろんな音(お風呂が沸いたときのチャイム音とか)など、周囲には音楽が溢れています。

いいメロディーだな!」「カッコイイな!」と思ったら、すかさずギターやピアノなどで、そのメロディーを再現してみましょう!

メロディーの頭の音が見つかれば、その後は割合簡単に音が拾えると思います。

慣れないと、短いフレーズでもなかなか音が取れないで、イラつくことがあるかもしれませんが(わたくしがそうでした。。。)、慌てず、かつあきらないでチャレンジしていきましょう!

たとえ、2小節くらいの短いメロディーでも、自分が「いいな!」と思ったメロディーを再現できるのは、大変に楽しいものです!

こうして短いフレーズを耳コピして演奏しておくと、知らず知らずのうちに、脳とカラダにストックされていくようです。

あとで作曲するとき、メロディーやリフを作る際に役立っているような気がします。

2 コード進行の耳コピ
「いい曲だな!」「カッコイイ曲だな!」と思う曲は、ギターを抱えたり、ピアノに向かったりして、コード進行を耳コピしてみましょう!

曲の始めのコード、曲の終わりのコード、サビの頭のコードなど、曲のどこかのコードが分かれば、後は探り探り耳コピしていけると思います。

1か所、2か所分からないコードがあっても気にせず、ワンコーラスをとにかく耳コピしてしまいましょう!

分からないところは、後から分かることが結構あります。

聞いたばかりの曲を、その場で何となくでも弾き語りできるようになると、とても楽しいです。

コード進行の耳コピができるようになれば、バンドや弾き語りでカバー演奏するとき、いちいちネットや書籍で楽譜を見つける必要がないので、とても便利です。

コード進行を耳コピするコツは、ダイアトニックコードを覚えておくことです。

(ダイアトニックコードをご存じない方は、ググってください)

例えば、Cコードが耳コピできれば、ほかに使われているコードはGとかFとかAmとか、ダイアトニックコードが基本的に使われていることが多いからです。

3 コードの響きのコピー
テンションコードというのがございますね。

9thとか11thとか、そういうコードです。

響きがカッコイイなあというときは、結構使われています。

特にR&B系の曲は、その傾向があるようですね。

それからsus4というコード、オンコード(分数コード)もよく使われます。

こういう響きのコードが聞き分けられるようになると、演奏の幅が広がって、楽しくなると思います。

3音ないし4音のコードでは、ちょっと響きが違うなぁというとき、試しに9thのコードを弾いてみるとか、そういう軽い気持ちで耳コピしていったら宜しいかと思います。

以上、耳コピについて書いてみました。

ちょっと難しいところがあったかもしれませんが、気軽な気持ちで、メロディーの耳コピなど、できるところから始めてみたらいかがでしょうか。

作曲するときにも、音楽理論の理解にも、演奏力アップにも役立つと思いますよ!

皆様の音楽ライフが、さらに充実することを願っております!




Posted on 2020-06-13 | Category : コラム, 音楽のこころ | | Comments Closed
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