「ビートルズを壊した女」オノ・ヨーコ再評価の現在

文・M&C編集部
二〇世紀芸術において、オノ・ヨーコの存在はしばしば誤解と偏見の渦中に置かれてきた。その名が多くの人々の記憶に刻まれているのは、ビートルズの解散と結びつけられたスキャンダラスな文脈においてであり、芸術家としての真価が正当に評価されてきたとは言い難い。
しかし近年、その評価軸に変化の兆しが見えてきた。フェミニズム、コンセプチュアル・アート、パフォーマンス・アート、東洋思想との接合といった多元的な文脈の中で、彼女の創作活動は新たな光を浴びている。
オノ・ヨーコ再評価の諸相を、若干ながら紐解いていきたい。
一、「不在の美学」としてのコンセプチュアリズム
オノ・ヨーコの美術作品を語るうえで、1960年代における彼女のコンセプチュアル・アートの展開は見逃せない。
彼女の代表作《グレープフルーツ》(1964)は、言語によって想像の中に芸術を成立させるという、視覚芸術における徹底した脱物質化を遂行した点で、ジョセフ・コスースやソル・ルウィットらの試みと並び立つ。
「雲を切ってみてください。切れるところまで切ってください。切った雲の下に寝てください」(《グレープフルーツ》より)
この文章に象徴されるように、オノの作品は可視的な完成物を提示するのではなく、観る者に行為や思考の余白を委ねる。
彼女のアートは「見るもの」ではなく「行うもの」であり、「物質」ではなく「経験」として成立する。
現代美術が観客の参加を重視する「関係性の美学」へと進展していく過程において、オノの先駆的な役割はようやく注目されつつある。
二、フェミニズムとの交差点
近年の再評価の最大の背景には、フェミニズム的視座の深化がある。特に《カット・ピース》(1964)に代表されるパフォーマンスは、観客が彼女の衣服を一片ずつ切り取っていくという構造において、女性の身体をめぐる権力構造と暴力性を先鋭的に提示した作品として、第二波フェミニズムの象徴ともいえる。
この作品は、当初「観客との信頼関係に基づいた芸術的試み」として理解されたが、1970年代以降のフェミニズム理論の発展とともに、「女性の身体がいかにして公的領域において消費されるか」という視点から再読されるようになった。とりわけ近年、#MeToo運動以降の文化的文脈においては、オノのこのパフォーマンスは「先行的なフェミニズムのアクション」として位置づけられ、世界各地の大学や美術館で再演されている。
三、非西洋からの眼差し
オノ・ヨーコが日本人女性であることの意味もまた、今あらためて問い直されている。白人男性中心の美術史において、非西洋圏出身の女性アーティストがどう位置づけられてきたかという問題が、美術史的再編の一環として検討される中で、オノの活動はポストコロニアルな視点からも重要な再評価対象となっている。
ニューヨークのアヴァンギャルドの只中にありながらも、オノの作品には東洋思想、とりわけ禅の精神や無常観といった要素が色濃く反映されている。彼女の一連の「指示芸術(Instruction Art)」には、「存在とはつねに不完全であり、移ろいゆくものである」という東洋的な感受性が宿っている。
これは、アメリカやヨーロッパにおいて自己の存在を異邦人として生きた経験と深く関係している。
四、ジョン・レノンと「愛の政治」
オノ・ヨーコという名は、長らく「ジョン・レノンの妻」として語られてきた。だが、その関係性自体がアートであり、政治であり、文化運動でもあったことは、再評価のうえで看過されるべきではない。
1970年代初頭に二人が展開した「ベッド・イン」や「WAR IS OVER(If You Want It)」といったプロジェクトは、戦争への抗議という意味にとどまらず、「愛」という感情を公共空間で発信する政治的実践でもあった。
オノの構想した「静かなる革命」は、ラディカルな怒りによるのではなく、想像力と詩性による対抗運動であった。そのアプローチは、今や過激なアートに対する「ケアの美学」や「サステナビリティ」といった理念とも通底し、Z世代の共感を得つつある。
五、美術館とアカデミズムの受容の変化
こうした再評価の流れは、美術館や大学といった制度的空間においても顕著である。2015年にはニューヨーク近代美術館(MoMA)が、彼女の初期作品を包括的に紹介する大規模展覧会を開催し、2019年にはロンドンのテート・モダンがフェミニズム美術との関連性に焦点を当てた回顧展を行った。
日本国内でも、オノの作品は再び注目され、東京都現代美術館や森美術館などで再評価の文脈に基づいた展示が行われつつある。
さらに、アート・ヒストリーやカルチュラル・スタディーズにおいて、彼女の作品がテキストとして分析される機会が増えてきている点も特筆すべきである。
従来は批評の対象外とされてきた《Grapefruit》などの指示文芸術が、「言語と想像の接点」として理論的に読み解かれ、記号論や表象文化論のテキストとして注目されている。
「透明な声」を聴くために
オノ・ヨーコの芸術が今、静かに語り直されている。そこには物質を超えた精神性があり、怒号ではなく沈黙によって社会に問いを投げかける姿勢がある。彼女の表現は、声を持たぬ者の代弁ではなく、むしろ「声なきものたちの声を聴こうとする行為」そのものなのである。
かつて「ビートルズを壊した女」として語られていた彼女が、今や「声なき抵抗の芸術家」としてその像を変貌させつつあるのは、我々がようやく、その沈黙の向こうに潜む声を聴く準備ができたからに他ならない。
錯綜する哀愁と構築美──ゾンビーズの音楽的特異性と60年代英国ロックへの貢献
文・M&C編集部
1960年代の英国ロック・シーンは、いわば音楽的革命の坩堝であった。ビートルズに端を発するブリティッシュ・インヴェイジョンは、アメリカ市場においても確固たる地位を築き、ローリング・ストーンズやザ・フーが続き、キンクスが英国風の市井の抒情を奏でるなか、その渦中にありながらも、ひときわ異彩を放っていたのがゾンビーズ(The Zombies)である。
彼らの音楽はしばしば「バロック・ポップ」と呼ばれ、同時代の多くのバンドがブルースやR&Bに傾倒する中、クラシック音楽やジャズ、そして文学的な感性を基盤にした緻密な音楽構造を持っていた。
ゾンビーズの楽曲、サウンド、レコーディング、そして文化的影響について論じる。
I. ゾンビーズの音楽的特徴──旋律と調性の迷宮
ゾンビーズの音楽的魅力は、一言でいえば「メランコリックな叙情と構造的洗練の共存」である。彼らの最大のヒット曲「She’s Not There」(1964年)は、印象的なエレクトリック・ピアノ(ホーナー・ピアネット)の導入部と、ロッド・アージェントのジャジーなコード進行、そしてコリン・ブランストーンの透き通るようなヴォーカルが特徴的だ。
ブルース進行や単純な三和音で構成された曲が多かった当時にあって、この曲の旋律の流れとハーモニーの転調の巧妙さは、際立っていた。
特筆すべきは、彼らの楽曲がしばしばマイナーキーを基調としており、哀感と抒情を湛えていた点である。「Tell Her No」(1965年)における反復的なメロディラインとストップ&ゴーのリズム処理、また「I Love You」(のちにPeople!のカバーで全米ヒット)に見られる陰影に富んだコード進行など、彼らの音楽は常に「ポップスの内的深化」を目指していた。
II. レコーディングの緻密さと先鋭性──『Odessey and Oracle』の革新
ゾンビーズの到達点とも言えるアルバムが、1968年に発表された『Odessey and Oracle』である。このアルバムは、当時解散を決めていた彼らが、最後の作品としてセルフ・プロデュースでアビー・ロード・スタジオを使用して録音したものだ。
使用されたテープは4トラックであり、ビートルズの『Sgt. Pepper’s〜』と同時期の技術的制約下にあったが、むしろその限界が彼らの創造性を刺激した。
ロッド・アージェントとクリス・ホワイトのソングライティングは、どの曲も室内楽的な配慮に満ちており、「Care of Cell 44」のジャングリーなピアノのリフ、「This Will Be Our Year」の希望に満ちたホーン・アレンジ、「Brief Candles」の三者三様のヴォーカル・パートによるコントラスト、そして最終曲「Time of the Season」におけるファンキーなベースラインとパーカッシヴなブレス入りのヴォーカルなど、録音芸術としての完成度は極めて高い。
とりわけ「Time of the Season」(1968年)は、後追いでアメリカにて大ヒットした。問いかけと応答を繰り返すセクシャルな歌詞と、それを支える乾いたスネアドラムとエレクトリック・ピアノのリフは、サイケデリック後期の空気を濃厚に孕んでおり、ビートルズの「Come Together」やドアーズの「Riders on the Storm」に通じるような密室性と開放感の二律背反を実現している。
III. サウンドの特異性──ピアノと声、そして空気感
ゾンビーズの音の核は、ロッド・アージェントの鍵盤サウンドと、コリン・ブランストーンのヴォーカルにある。アージェントの演奏は、当時としては珍しくクラシック教育を受けた背景が色濃く表れ、単なるコード伴奏に留まらず、旋律と対位法的な動きを構成する要素としてピアノが機能していた。
また、メロトロンの使用も特筆に値する。『Odessey and Oracle』においては「Hung Up on a Dream」などで効果的に使用され、幻想的な音響空間を創出している。
一方、コリン・ブランストーンのヴォーカルは、同時代のミック・ジャガーやロジャー・ダルトリーのような攻撃的な個性とは対極にある。彼の声は透明感がありながらも、内省的で、どこか儚い。
これは、60年代後半から70年代にかけて続く英国的叙情性──ニック・ドレイクやスコット・ウォーカーへと連なる流れの萌芽とも言えよう。
IV. 文化的影響──「時代に選ばれなかった」バンドの逆説的成功
ゾンビーズは、時代の先端を走ったバンドではなかった。実際、『Odessey and Oracle』はリリース当初まったく売れず、彼らはすでに解散していた。だが、1970年代以降、そのアルバムはミュージシャンや批評家の間で「失われた名盤」として再評価される。
エルヴィス・コステロ、XTC、フレイミング・リップス、さらにはビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンまでもがこのアルバムを絶賛し、その影響を公言している。
特に「バロック・ポップ」「サイケデリック・フォーク」「チェンバー・ポップ」といったジャンルの系譜において、ゾンビーズの音楽は不可欠な参照項となっている。ベル・アンド・セバスチャンやオブ・モントリオールなど90年代以降のインディ・ポップにも、その影響は色濃い。
また、近年では『Odessey and Oracle』の再現ライブが行われ、解散から数十年を経てようやく、彼らの音楽が時代と接続されるようになった。
V. 結語──静謐な美の系譜としてのゾンビーズ
ゾンビーズは、60年代英国ロックの喧騒の中で静かに花開き、誰にも気づかれぬまま散った一輪の花であった。だが、その花はのちの時代に種子を落とし、異なる土壌で静かに芽吹いている。
彼らの音楽には、ロックがうるさく叫ばずとも、静謐にして強靭な美を提示できることを示した力がある。
彼らの音楽を聴くとき、われわれは音の背後にある沈黙に耳を澄ますことになる。それは、単なるノスタルジアではない。60年代という時代に対する、静かな問いかけであり、音楽とは何かという根源的な命題への、ひとつの答えなのである。
ロックの終点であり出発点──ビートルズ「Tomorrow Never Knows」の衝撃
文・M&C編集部
1966年、ロックはある種の臨界点を迎えた。
ビートルズのアルバム『Revolver』のラストを飾る「Tomorrow Never Knows」は、単なるアルバムの中の曲という枠を超え、音楽そのものの可能性を根底から揺るがした。
たった3分のあいだに、東洋思想・サイケデリック体験・電子音楽・即興性のすべてが凝縮されている。その音は、言ってみれば「未来」ではなく、「別の次元」からやってきたものだ。
◆ 歌詞:チベットの死者がささやくロック
ジョン・レノンがこの曲に託したのは、愛でも革命でもない。彼の興味はすでに精神世界へと移行していた。
ティモシー・リアリーらが編纂した『The Psychedelic Experience』は、LSD体験の導入書にして、チベット仏教的「死と再生」のマニュアルだ。
その一節が、「Turn off your mind, relax and float downstream(心を閉じ、くつろいで流れに身を任せよ)」という、今やあまりに有名な歌い出しとなる。
このフレーズを皮切りに、歌詞は輪廻や無我、精神的覚醒といった内容を、反復と否定形で覆っていく。
レノンは、エゴの死と魂の浮上を音楽で描こうとした。これは「ラブソングの終焉」であり、ロックにおける「精神性の始まり」である。
◆ 曲構造:Cコードの永遠、あるいは曼荼羅
曲構造としての「Tomorrow Never Knows」は、常識的な意味での「楽曲」ではない。
キーはCで、コードは基本的にはCのまま変化しない。むしろ「進まないこと」が前提となっているようだ。西洋音楽が築いてきた「調性と展開の美学」への、意識的な裏切りでもある。
インド音楽におけるドローンやチャンティングの手法を、レノンは歌に取り入れた。旋律は単調だが、そのぶん聴き手は音のうねりや感覚の変容に注意を向けざるを得ない。
これはもう、音楽というよりマントラに近い。ミュージシャンというより現代の導師(グル)を目指していたとすら言える。
◆ サウンド:テープ・ループが開いた音の宇宙
「Tomorrow Never Knows」を語るうえで、最も革新的だったのが音響処理である。
ポール・マッカートニーはレコーディングにあたって、数種類のテープ・ループを持ち込んだ。逆回転ギター、サックスの悲鳴、鳥のような電子音──それらがリアルタイムでミキシングされ、サウンドそのものが即興のコラージュとなっていく。
ジョンのボーカルはレスリースピーカーに通され、オルガンのような異世界の声に変貌。ドラムは極端な圧縮でトライバルな地鳴りに化け、曲全体が「幻聴的な音場」を形成している。
このサウンドは、後のエレクトロニカ、ダブ、ヒップホップ、アンビエント──あらゆる電子音楽の源泉となる。それほどまでに、この曲はロックの外側に立っている。
◆ レコーディング:4トラック録音の限界突破
録音は1966年4月6日。
エンジニアのジェフ・エメリックの独創的なマイク処理が功を奏する。
たとえばジョンの「宙に浮かぶ声」。これは、ヴォーカル・マイクを直接レスリースピーカーに繋ぎ、回転するスピーカーの揺らぎやうねりをそのまま録音するという、当時前例のない手法だった。
さらに、ポールが持ち込んだテープ・ループを複数の再生機で同時に流し、手動でミックス卓にフェードインさせるという、実質的に「DJ的ライブ・ミキシング」を行った。
これはすでに「演奏」ではなく「演出」であり、音楽制作がアートになった瞬間だ。
◆ この曲がなければ現代音楽は存在しなかった
「Tomorrow Never Knows」は、ロックの終着点として誕生し、気づけば未来の出発点となっていた。
ブライアン・イーノはこの曲の進化系をアンビエントとして定式化し、トリップ・ホップやテクノ、シューゲイザー、ドローンといったサウンドは、すべてこの曲の子孫と言ってよい。
ピンク・フロイドの『Echoes』、レディオヘッドの『Everything in Its Right Place』、あるいはアンダーワールドやボーズ・オブ・カナダの深層音響──それらは皆、「Tomorrow Never Knows」の背後にある扉の向こう側を旅しているのだ。
◆ 「明日など知るものか」
「Tomorrow Never Knows(明日なんて誰にも分からない)」という言葉ほど、この曲を言い表すものはない。
ジョン・レノンの精神世界への扉が開き、ビートルズがポップソングの枠を踏み越えたその瞬間に、音楽の未来そのものが不可逆的に変わってしまったのである。
この曲を初めて聴く人は、戸惑うかもしれない。だが二度目に聴いたとき、きっとこう思うだろう。
「これは1966年の音楽ではない。まだ誰もたどり着いていない場所から来た音楽だ」と。
ライブ会場ではまずPAさんに挨拶しよう!
皆様こんにちは
音楽が趣味の蓬田(よもぎた)でございます!
今日は、バンドマンとして活動されている方々と、ご一緒に考えてみたいことがありまして書いてみました。
皆様の音楽活動のご参考になりましたら幸いです!
バンドアンサンブルがうまく聞こえるのはPAさんのおかげ
わたくしはブルース・ロックのオヤジバンドを組んで、ときおりライブ演奏をしております。
今日はライブ会場にいるPAさんについてです。
ライブにおいて、PAさんの役割は圧倒的に重要です!
わたくしたちバンドマンの演奏を、バンドアンサンブルとしてお客さんに届けてくれるのはPAさんです。
楽器プレーヤーの演奏技術のうまいへたはとりあえず置いといて、バンドアンサンブルとして、うまく聞こえるもへたに聞こえるのも、PAさんにかかっているといっても、過言ではありません!
わたくしの経験からですが、PAさんにもいろいろなタイプの方がいらっしゃいます。
傾向としては、営業とかマーケティング系の方に比べて、職人気質といいますか、フレンドリーさよりも実直な印象を醸し出しております。
わたくしは慣れるまで、そんな雰囲気のPAさん怖かったです。
それから、わたくしを含めて、バンドメンバーがPAに対する知識がなくて、PAさんに比べて圧倒的な情報弱者でした。
だから、うまく会話というかコミュニケーション取りにくくて、何となく、おどおどした感じになってしまいました。
でも、これも慣れの部分が大きいらしくて、今はだいぶ楽しくPAさんとコミュニケーションできるようになりました。
PAさんは頼りになる相棒
PAさんと楽しいライブを作っていくため、わたくしりの方法を簡単にお伝えしましょう!
1 ライブ会場に入ったらさんに挨拶をしよう!
ライブ会場入りすると、PAさんがPA機材のセッティングして最中だったり、あるいはセッティングはもう終わって、PAさん同士で雑談していたりすると思います。
我々バンドマンは、会場入りしてPAさんを見かけたら、こちらから近寄って行って、元気に挨拶しましょう!
こんにちは(ライブによっては、音楽業界のあいさつ、時間に関係なく「おはようございます」でもOK!)
今日演奏します〇〇(バンド名)です!
宜しくお願いします!
これだけでいいです。
もしPAさんが3人いたら、3人の顔を見ながら挨拶しましょう。
ライブにとってライブ会場の音を決めるのはPAさんです。
バンドマンにとってPAさんは大切な相棒です。
わたくし敬意を持って挨拶するようにしております。
2 バンドマンの要望は率直に伝えよう!
ライブ前にリハーサルをしていると、例えばドラムの音が聞こえにくい、ボーカルの音が聞こえにくいなどの状況があると思います。
そういうときは
すいません、ボーカルの返しをもう少し上げてもらえますか?
などと、率直に丁寧に伝えましょう。
バンドマンの要望によっては、技術的にできること、できないことがあります。
PAさんによっては、できないときはできない旨、単刀直入に返事する人もいます。
もしかしたら、きつく感じるかもしれませんが、別に悪気があって言ってるわけじゃないので、必要以上に気にするのはやめましょう!
いかがでしたでしょうか。
ステージで演奏しているバンドマンは、自分たちの演奏がどういう音でお客さんに届いているか、自分たちで確認できません。
バンドマンの演奏する音を、お客様に届けているのはPAさんです。
そういう意味で、ライブではPAさんと良好な関係を保ちながら、演奏をエンジョイするのが大事かと思います。
これからも、ご一緒に音楽を楽しんで参りましょう。
きょうの記事が、皆様のご参考になるところがありましたら幸いです!
耳コピのススメ 楽しいし便利ですよ!
皆さんこんにちは
音楽が趣味の蓬田でございます!
今回は「耳コピ」について、皆さんと一緒に考えてみたいと思います!
皆様の音楽ライフの参考になりましたら幸いです。
作曲や演奏にも役立つ
耳コピというのは、ご存知の通り音源を聴いて楽器で再現することですね。
そういう定義が一般的かどうか分かりませんけれども、ここではそういうことにして、話を進めたいと思います。
今回は、耳コピの具体的なやり方というより、耳コピができると、音楽が楽しいよ、作曲とか演奏に便利だよ、というようなことについて、わたくしの経験から書いてみたいと思います。
ここでは、耳コピを3つに分類しました。
1 メロディーの耳コピ
2 コード進行の耳コピ
3 コードの響きの耳コピ
それぞれについて説明して参りましょう。
1 メロディーの耳コピ
テレビやラジオ、ネットから流れてくる音楽、家の中のいろんな音(お風呂が沸いたときのチャイム音とか)など、周囲には音楽が溢れています。
「いいメロディーだな!」「カッコイイな!」と思ったら、すかさずギターやピアノなどで、そのメロディーを再現してみましょう!
メロディーの頭の音が見つかれば、その後は割合簡単に音が拾えると思います。
慣れないと、短いフレーズでもなかなか音が取れないで、イラつくことがあるかもしれませんが(わたくしがそうでした。。。)、慌てず、かつあきらないでチャレンジしていきましょう!
たとえ、2小節くらいの短いメロディーでも、自分が「いいな!」と思ったメロディーを再現できるのは、大変に楽しいものです!
こうして短いフレーズを耳コピして演奏しておくと、知らず知らずのうちに、脳とカラダにストックされていくようです。
あとで作曲するとき、メロディーやリフを作る際に役立っているような気がします。
2 コード進行の耳コピ
「いい曲だな!」「カッコイイ曲だな!」と思う曲は、ギターを抱えたり、ピアノに向かったりして、コード進行を耳コピしてみましょう!
曲の始めのコード、曲の終わりのコード、サビの頭のコードなど、曲のどこかのコードが分かれば、後は探り探り耳コピしていけると思います。
1か所、2か所分からないコードがあっても気にせず、ワンコーラスをとにかく耳コピしてしまいましょう!
分からないところは、後から分かることが結構あります。
聞いたばかりの曲を、その場で何となくでも弾き語りできるようになると、とても楽しいです。
コード進行の耳コピができるようになれば、バンドや弾き語りでカバー演奏するとき、いちいちネットや書籍で楽譜を見つける必要がないので、とても便利です。
コード進行を耳コピするコツは、ダイアトニックコードを覚えておくことです。
(ダイアトニックコードをご存じない方は、ググってください)
例えば、Cコードが耳コピできれば、ほかに使われているコードはGとかFとかAmとか、ダイアトニックコードが基本的に使われていることが多いからです。
3 コードの響きのコピー
テンションコードというのがございますね。
9thとか11thとか、そういうコードです。
響きがカッコイイなあというときは、結構使われています。
特にR&B系の曲は、その傾向があるようですね。
それからsus4というコード、オンコード(分数コード)もよく使われます。
こういう響きのコードが聞き分けられるようになると、演奏の幅が広がって、楽しくなると思います。
3音ないし4音のコードでは、ちょっと響きが違うなぁというとき、試しに9thのコードを弾いてみるとか、そういう軽い気持ちで耳コピしていったら宜しいかと思います。
以上、耳コピについて書いてみました。
ちょっと難しいところがあったかもしれませんが、気軽な気持ちで、メロディーの耳コピなど、できるところから始めてみたらいかがでしょうか。
作曲するときにも、音楽理論の理解にも、演奏力アップにも役立つと思いますよ!
皆様の音楽ライフが、さらに充実することを願っております!
うまく弾けない!?と思ったら、弦高を確認しましょう!
皆さん、こんにちは
音楽が趣味の蓬田(よもぎた)でございます!
今回はギターの弦高について、皆様とご一緒に考えてみたいと思います。
皆様の音楽ライフの参考になりましたら幸いです!
12フレット1弦と6弦と測る
ギターの練習中、ローコードは問題ないのに、5フレットあたりから12フレットあたりになると、弾きにくいなあと感じたこと、ありますでしょうか?
もしかしたら、それは弦高のせいかもしれませんよ!
もし弾きにくいなあと感じたら、弦の高さを確認してみることをおすすめします!
弦高の確認方法は、12フレットの弦の高さ(6弦と1弦)を測定します。
弦高を測るとき、普通の定規だと、端が0ミリになっていないので、正確に測るのが難しいです。
使用するのは、端が0ミリになっている定規です。
または、弦高を図る専用の器具(ストリングゲージ)がありますので、それを使います。
楽器店で売っています。わたくしは、サウンドハウスで買いました。900円くらいでした。
どのくらいの弦高が適切なのか?
ストリングゲージに書いてあります。
それによると、エレキの場合、6弦が1.98ミリ、1弦が1.60ミリ。
アコギの場合は、6弦が2.28ミリ、1弦が1.78ミリ。
上記のアコギの弦高は、主にローコードを押さえる奏法を想定していると思いますので、高いフレットまで弾く方は、もう少し下げた方が弾きやすいと思います。
どうやって弦高調整するのか?
弦高調整は、アコギとエレキとではやり方が違います。
まずエレキですが、ギターのタイプによってやり方が違ってきます。
ストラトタイプとレスポールタイプで説明しますと、ストラトタイプの場合は、ブリッジにあるイモネジと呼ばれる小さなネジを六角レンチで回します。
レスポールタイプの弦高調整ですけれど、ストラトタイプは1弦ずつ調整できますが、レスポールタイプは1弦ずつ調整できません。
ブリッジ全体の高さを上下させることで、弦高を調整します。
アコギの場合、弦高調整はエレキより面倒です。
エレキは弦を張ったまま、ネジを回すことで調整できます。
一方、アコギの弦高調整は、基本的にサドルを削って行います。
まず全部の弦を緩めるかはずすかして、サドルを取りはずします。
そして、サドルの下側の平らな面を、紙ヤスリに擦りつけながら削っていきます。
削りすぎると元には戻らないので、慎重に少しずつ削っていきます。
削り終わったら、サドルを取り付けて、弦を張って、弦高が思ったところまで下がったか確認します。
自分だけの弾きやすい弦高をみつける!
弾きやすい弦高は、弾く曲のジャンルや自分の好みなどで、ひとりひとり微妙に違ってくるはずです。
上に書いた弦高を目安に、自分が弾きやすい弦高を探してみることをオススメします。
自分にとって、ベストなギターコンディションを数値で把握しておくと、ギターのメンテナンスが億劫でなくなると思います。
弦高はちょっと違うだけで、格段に引きやすくなるものです。
まだ弦高調整をやったことがない方や、弦高調整を億劫がっている方は、ぜひトライして、ご自分のギターを弾きやすくして、演奏を楽しんていただけたらと思います!
皆様の音楽ライフが、さらに充実することを願っております!
初心者はどの電子ピアノを買ったらいい??
いまは4万円台でコスパ最高級モデル
友人から「電子ピアノを買いたいのですが、取り敢えず練習用で何かお薦めありますか?」と聞かれました。
その友人はギターを弾いています。バンドも組んでいて、ロックやJ-POPを演奏しています。
最近、鍵盤楽器に興味を持っていて、とりあえず、ロール鍵盤を興味本位で買いました。
もちろん、それで満足はできず、電子ピアノを買いたいと、わたしに相談してきたという訳です。(わたしは、ギターとキーボードを弾いています)
「いいですね~!! 昔と違って、いまは安くていいのありますよー」とまず言いました。(友人は60代後半です!)
その友人へのアドバイスも踏まえて、初心者が初めて買う電子ピアノはどれがいいか、私なりの考えを書いてみます。
予算ですが、4万円程度がいいと思います。この価格帯は、音色、鍵盤タッチなどコスパいいです。3万円以下だと、鍵盤タッチが安っぽくなります。でもそれでも演奏するには十分です。
サウンドハウスの電子ピアノ販売画面はこんな感じ。↓↓↓
これなんて↓↓↓、音色も鍵盤タッチも、値段からいったら、いいはずです。(レビューにも同じようなこと書いてあります)。わたしは弾いたことないけれど、コルグの4万円モデルは、大体想像つきます。
選ぶ基準は、音色と鍵盤タッチ以外に、足(スタンド)がついていないタイプか、足と一体型か??ということですね。
リハーサルスタジオやライブに持って行く可能性があるなら、足がついていないタイプ一択になります。
一方、スタンドと一体型だとこんな感じ。↓↓↓ まあ、わたしが白が好きなので、自分の好みです。
それと、大事なのはスタンド。別売りのでもいいけれど、場所とるし、持ち運びを考えるならこういうタイプがいいです。↓↓↓(わたしもこのタイプを使っています)
4万円台あるいはそれ以下のブランドは、ヤマハ、ローランド、コルグ、カシオになります。音色は同じ価格帯でも各ブランドで特徴あります。これは、好みですね。わたしだったらとりあえずYoutubeのデモ演奏を見て買っちゃいますね。Youtubeのデモは、メーカーのオフィシャル動画のほか、世界中のユーザーがアップしています。買う前に一度、見てみるといいと思います。
実際に音色や弾いた感じを確かめたいというときは、店頭で弾いてみるのがいいですね。
ちなみに、わたしが普段使っている電子ピアノはYAMAHA NP-30というモデル。すでに販売終了です。中古で売られているのかな??と思って、ググったら、メルカリで2万5000円で売られていました。
鍵盤タッチは上位機種に比べればスカスカ感ありますが、練習もリハもこれでやってます。十分です。
まとめ
1.選ぶポイントは「音色」「鍵盤タッチ」「スタンド一体型か?」「色」。
2. 音色はブランドごとに特徴があります。Youtubeのデモ動画でもある程度分かりますが、自分の耳で確かめたいなら楽器店にいきましょう。
3. リハやライブで使うなら持ち運べないといけないので、「スタンド一体型」はNG。
4. ブランドは、ヤマハ、ローランド、コルグ、カシオから選ぶといいでしょう。
5. 4万円台でコスパいいモデルがあります!
6. 電子ピアノ本体以外に、スタンドやアンプが必要になる場合があります。
皆様の楽しい音楽ライフを祈っております!
※画像はすべてサウンドハウスの販売サイト画面です。
※令和2年(2020年)2月23日執筆時点の情報です。
ビンデージ楽器に大興奮!!細野晴臣デビュー50周年記念展「細野観光」
自分は50代ですが、40代なかばより若い人にとって、細野晴臣という音楽家はどんな存在なんだろう??
40代の人でも、バンドやっているとか音楽に深い関心を持っている人以外は、あまりピンとこないのかな??
ティン・パン・アレー、デビューした頃のユーミンのレコーディング、YMOなどなど、ちょっと振り返っただけでも、日本のロック・ポップス史に残る仕事をしてきた音楽家、細野春臣。
その細野晴臣のデビュー50周年を記念する展覧会が、六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー・スカイギャラリーで開催されているので、早速見てきた。
展覧会のタイトルは「細野観光1969 – 2019」。「観光」という言葉を使ったのは、細野晴臣の50年の歴史を観光するように見て欲しいという主催者側の思いらしい。
会場エントランスを入るとフォトコーナーがあり、ギターを高々と積み上げた「ギタータワー」、そして提灯でディスプレイされた展示エリアへのゲートがある。フォトコーナーやゲートは、どことなく「和」と「70年代香港」のテイストを感じる。
ゲートをくぐっていよいよ展示エリアへ。まず目に入るのは、壁面いっぱいを使って作られた細野晴臣の年譜。この年譜が今回の目玉のひとつで、会場の最初から最後まで、細野晴臣の人生の記載がずーっと続く。
展示物ですが、見る人によってテンションが上がる展示物は違うんでしょうけれど、個人的には楽器がものすごくよかった。
70年代のアナログシンセ、ギブソンなどのギター、もちろんベース。会場内は撮影OKだったので、(ほかの人の迷惑ならないようにしながら)夢中でひとつずつ写真に収めてしまいました。幸せだった~
大量のビンテージ楽器を見られたことで(しかも細野晴臣自身が使っていた楽器)満足度が急上昇。細野晴臣も出品物について「楽器は面白いと思うので見てほしい」と語っていました。
満ち足りた気持ちで六本木ヒルズを後にしました。若い人たちは展示を見てどんな風に感じるんだろう?ちょっと知りたいですね~
細野晴臣デビュー50周年記念展「細野観光1969-2019」
会期 2019年(令和元年)10月4日(金)から11月4日(月・休)まで
会場 六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー・スカイギャラリー
入場料 一般1800円、高校生・大学生1200円、4歳~中学生600円、シニア(65歳以上)1500円



楽器・機材イベント スケジュール
行きそびれて悔しい思いはもうしない
行こうと思っていたのに、行きそびれてしまい、悔しい思いをしたことがたびたびあります。
そんな人は多いはず。そこで楽器・機材イベントスケジュールをまとめてみました。
主に、ロック、ポップス、エレクトロミュージックを対象とした楽器、機材のイベントが中心。内容は随時更新します。
【イベント情報受付中!】楽器・機材イベントの主催者、出展社の方、イベントの情報をメールでご一報ください。無料で当ページに掲載し、弊社運営SNSやメルマガで拡散して参ります。
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(M&C 蓬田修一)
2019年
TOKYOハンドクラフトギターフェス
2019年
会期:5月18日(土)・5月19日(日)2日間
会場:すみだ産業会館サンライズホール
開催頻度:毎年
概要:個人、工房、企業のハンドメイドギターを展示。ワークショップやスペシャルライブも。
http://handcraftguitar.jp/
サウンドフェスタ
2019年
会期:6月19日(水)~20日(木)
会場:グランキューブ大阪(大阪国際会議場)
概要:音響・映像機器のイベント。国内外のメーカーが出展し、展示会や試聴会などを開催。
http://www.sound-festa.com
2018年
ポータブルオーディオ研究会(ポタ研)2018 冬
2018年
会期:2月10日(土)
会場:中野サンプラザ15階
開催頻度:年2回(夏・冬)
概要:今回で12回目。ポータブル系オーディオ製品を展示。特設コーナーにて製品の特価販売も。企業だけでなく自作アマチュアも出展。「ディープででコアな雰囲気」が人気。
https://www.fujiya-avic.jp/event/potaken2018_winter/
M3
2018年
会期:4月29日(日)
会場:東京流通センター
開催頻度:年2回
概要:“音系”の同人即売会。春と秋に開催。
http://www.m3net.jp/
サウンドメッセ in 大阪
2018年
会期:5月12日(土)・13日(日)2日間 ※バイヤーズDAY(業界関係者のみ)5月11日(金)
会場:アジア太平洋トレードセンター・ATCホール
概要:ギター・ウクレレの楽器メーカー、輸入代理店、個人製作家、有名楽器店などが一堂に出展する展示&販売イベント。
http://sound-messe.com/
TOKYOハンドクラフトギターフェス
2018年
会期:5月19日(土)・5月20日(日)2日間
会場:すみだ産業会館サンライズホール
開催頻度:毎年
概要:個人、工房、企業のハンドメイドギターを展示。ワークショップやスペシャルライブも。
http://handcraftguitar.jp/
サウンドフェスタ
2018年
会期:6月27日(水)~28日(木)
会場:グランキューブ大阪(大阪国際会議場)
概要:音響・映像機器のイベントです。国内外のメーカーが出展し、展示会や試聴会などを開催。
http://www.sound-festa.com
Meeting of Modular
2018年
会期:2018年7月14日(土)
会場:space orbit(東京・三軒茶屋)
概要:初心者でも楽しめる内容のモジュラーシンセイベント。Tokyo Fesival of Modularが主催。
楽器フェア
2018年
会期:2018年10月19日(金)~21日(日)3日間
会場:東京ビッグサイト 西1・2ホール
開催頻度:隔年
概要:2年に1度の楽器の総合イベント。
http://musicfair.jp/
M3 2018秋
2018年
会期:10月28日(日)
会場:東京流通センター
開催頻度:年2回
概要:“音系”の同人即売会。春と秋に開催。
http://www.m3net.jp/
TOKYO FESTIVAL OF MODULAR
2018年
会期:11月17日(土)・18日(日)
会場:Contact、Studio Mission(東京・渋谷)
概要:モジュラーシンセサイザーの国際的なイベント。展示会とコンサートで構成。
2017年
M3
2017年
会期:4月30日(日)
会場:東京流通センター
開催頻度:年2回
概要:“音系”の同人即売会。春と秋に開催。
http://www.m3net.jp/
TOKYOハンドクラフトギターフェス
2017年
会期:5月20日(土)・5月21日(日)2日間
会場:すみだ産業会館 サンライズホール ※東京都墨田区JR錦糸町駅前
開催頻度:毎年
概要:個人、工房、企業のハンドメイドギターを展示。ワークショップやスペシャルライブも。
http://handcraftguitar.jp/
TOKYO FESTIVAL OF MODULAR presents CAFE DELUXE #2
2017年
会期:5月21日(日)
会場:Super Deluxe(東京・西麻布)
概要:モジュラーシンセサイザーの展示会とコンサート。
http://tfom.info/cafedeluxe2/
モジュラーシンセセミナー
2017年
会期:6/4(日)、11(日)、25(日)
会場:宮地楽器 Wurly’s!(東京・神田)
概要:要予約。シンセの基礎、週替わりテーマで構成。
http://miyaji-wurlys.jugem.jp/?eid=559
アナログオーディオフェア
2017年
会期:6月10日(土)・11(日)
会場:損保会館(東京・秋葉原 )
概要:レコードの魅力を伝えるアナログオーディオフェア。
http://www.analog-audio-fair.com
シンセの大学 第2回
2017年
会期:6月17日(土)
会場:Red Bull Studio Tokyo Hall 5F(東京・青山)
概要:テーマは「EDMの現在・過去・未来—Ⅱ 〜BIG ROOMへようこそ〜」。ゲストに、音楽プロデューサー/作曲家/トラックメイカーShinnosukeを迎えます。
http://www.jspa.gr.jp/usj/20170617/0002.html
サウンドフェスタ
2017年
会期:6月21日(水)~22日(木)
会場:大阪国際会議場 グランキューブ大阪
概要:音響・映像機器のイベントです。国内外のメーカーが出展し、展示会や試聴会などを開催。
http://www.sound-festa.com
Open D.I.Y. Synthesizer Workshop
2017年
会期:7月1日(土)・2日(日) 1泊2日
会場:ピラミッドセンター(梁川)
会期:7月8日(土)・9日(日) 2日通い
会場:アルキメデスの螺旋(東京・高円寺)
概要:モジュラーシンセサイザーをハンドメイドするイベント。
http://tfom.info/open-d-i-y-synthesizer-workshop-2017/
M3
2017年
会期:10月29日(日)
会場:東京流通センター
開催頻度:年2回
概要:“音系”の同人即売会。春と秋に開催。
http://www.m3net.jp/
MUTEK.JP
2017年
会期:11月3日(金)~5日(日)
会場:日本科学未来館(東京・青海) WOMB(東京・渋谷)4日のみ
概要:電子音楽とデジタルアートの祭典
http://mutek.jp/
TFoM presents “Dance of Modular” / 忘年会
2017年
会期:12月29日(金)
会場:KGR N(東京・神楽坂)
概要:モジュラーシンセライブ、レイザーライブ、DJライブ
http://tfom.info/danceofmodular/
2016年
TOKYO FESTIVAL OF MODULAR
2016年
会期:6月10日(金)~12日(日)3日間(10日は前夜祭)
会場:Red Bull Studio Tokyo Hall 5F(東京・青山)
概要:モジュラーシンセサイザーの魅力を展示会とセミナーでじっくり掘り下げるイベント。
http://tfom.info/
2015年
Music Park
2015年
会期:2015年11月7日(金)・8(日)2日間
会場:ベルサール渋谷ガーデン(東京)
開催頻度:隔年
概要:「楽器フェア」が開催されない年に隔年で開催予定。2015年が初開催。
http://musicfair.jp/musicpark/
ヤマハ「ボーカロイド教育版」で藤村の詩にメロディ

「教育ITソリューションEXPO」のヤマハブース
ヤマハが「ボーカロイド教育版」を出品
「第8回教育ITソリューションEXPO」(会期:2017年5月17日~19日、会場:東京ビッグサイト)のヤマハブースで、ボーカロイドを使った教育ソフト「ボーカロイド教育版」を見ました。
ボーカロイドを小学校の教育に取り入れるということで、このソフトのことを知って以来、興味津々でしたが、実際に見たのは今回が初めてでした。
説明員のデモを行ってくれましたが、それを見るとタブレット画面に音階を置いていくだけで、とても簡単に曲が作れます。
パンフレットには「学年歌・学級歌をつくろう!」とのキャッチコピーがありますので、ヤマハとしてはそうした使い方をまず想定しているのかもしれません。
ただ、説明員によれば「歌は構成が複雑なので、いきなり歌を作るのはハードルが高い。国語の教科書に載っている島崎藤村らの詩に曲を付ける使い方をしているケースをよく見かける」とのことでした。
有名な文学者の詩にメロディを付ける! なんて素晴らしい授業でしょうか。
私は作曲が趣味で、詩にメロディを付けたこともあります。子どもたちがどんなメロディを作ったのかぜひ聞いてみたい。
説明員に「ヤマハでは子どもたちの曲をデモ音源としてネットにあげていませんか」と聞きましたが、それはないとのことです。残念。
(TEXT:M&C 蓬田修一 PHOTO:Media & Communicationより転載)

出品された「ボーカロイド教育版」










