うまく弾けない!?と思ったら、弦高を確認しましょう!
皆さん、こんにちは
音楽が趣味の蓬田(よもぎた)でございます!
今回はギターの弦高について、皆様とご一緒に考えてみたいと思います。
皆様の音楽ライフの参考になりましたら幸いです!
12フレット1弦と6弦と測る
ギターの練習中、ローコードは問題ないのに、5フレットあたりから12フレットあたりになると、弾きにくいなあと感じたこと、ありますでしょうか?
もしかしたら、それは弦高のせいかもしれませんよ!
もし弾きにくいなあと感じたら、弦の高さを確認してみることをおすすめします!
弦高の確認方法は、12フレットの弦の高さ(6弦と1弦)を測定します。
弦高を測るとき、普通の定規だと、端が0ミリになっていないので、正確に測るのが難しいです。
使用するのは、端が0ミリになっている定規です。
または、弦高を図る専用の器具(ストリングゲージ)がありますので、それを使います。
楽器店で売っています。わたくしは、サウンドハウスで買いました。900円くらいでした。
どのくらいの弦高が適切なのか?
ストリングゲージに書いてあります。
それによると、エレキの場合、6弦が1.98ミリ、1弦が1.60ミリ。
アコギの場合は、6弦が2.28ミリ、1弦が1.78ミリ。
上記のアコギの弦高は、主にローコードを押さえる奏法を想定していると思いますので、高いフレットまで弾く方は、もう少し下げた方が弾きやすいと思います。
どうやって弦高調整するのか?
弦高調整は、アコギとエレキとではやり方が違います。
まずエレキですが、ギターのタイプによってやり方が違ってきます。
ストラトタイプとレスポールタイプで説明しますと、ストラトタイプの場合は、ブリッジにあるイモネジと呼ばれる小さなネジを六角レンチで回します。
レスポールタイプの弦高調整ですけれど、ストラトタイプは1弦ずつ調整できますが、レスポールタイプは1弦ずつ調整できません。
ブリッジ全体の高さを上下させることで、弦高を調整します。
アコギの場合、弦高調整はエレキより面倒です。
エレキは弦を張ったまま、ネジを回すことで調整できます。
一方、アコギの弦高調整は、基本的にサドルを削って行います。
まず全部の弦を緩めるかはずすかして、サドルを取りはずします。
そして、サドルの下側の平らな面を、紙ヤスリに擦りつけながら削っていきます。
削りすぎると元には戻らないので、慎重に少しずつ削っていきます。
削り終わったら、サドルを取り付けて、弦を張って、弦高が思ったところまで下がったか確認します。
自分だけの弾きやすい弦高をみつける!
弾きやすい弦高は、弾く曲のジャンルや自分の好みなどで、ひとりひとり微妙に違ってくるはずです。
上に書いた弦高を目安に、自分が弾きやすい弦高を探してみることをオススメします。
自分にとって、ベストなギターコンディションを数値で把握しておくと、ギターのメンテナンスが億劫でなくなると思います。
弦高はちょっと違うだけで、格段に引きやすくなるものです。
まだ弦高調整をやったことがない方や、弦高調整を億劫がっている方は、ぜひトライして、ご自分のギターを弾きやすくして、演奏を楽しんていただけたらと思います!
皆様の音楽ライフが、さらに充実することを願っております!