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ギター上達の鉄則:自宅での練習は立った姿勢で


[text:蓬田修一]

家でギターを練習するとき、皆さんはどういう姿勢で練習しているだろうか。
私はアコギ、エレキ両方弾くが、かつては床にあぐらをかいた姿勢で練習していた。

私はオヤジバンドを組んで、オリジナルのブルースやロックを楽しんでいる。
いつものように、家であぐらをかいてギターを練習し、スタジオリハに臨んだある日のことだ。
家ではうまく弾けていたのに、スタジオでは思うように弾けない。

理由は、ギターの位置が家で練習していたときと、スタジオでリハやったときとでは違うからだ。
家では、あぐらをかいて太ももの上にギターを乗せた姿勢だ。
一方、スタジオでは立って演奏するので、ギターの位置が家での練習のときよりもかなり低くなる。
左手の手首の角度が家での練習のときとは全然違って、満足に指板を押さえることができなかった。

さらに、立ってギターを持ったときの“体の構え”も落ち着かず、演奏に集中できない。
結局、その日のリハは大変に不満足な演奏であった。

それ以来、家で練習するときも、立ってやることにした。
リハやライブでの演奏のときの姿勢をイメージして練習することにした。

こうすると、家での練習とリハでの演奏とのきの姿勢のギャップがなくなって、リハでもストレスなくギターに集中できた。

皆さんも、家で練習するときは、リハやライブのときと同じ姿勢で練習することをお勧めします。




Posted on 2015-02-20 | Category : コラム, 音楽のこころ | | Comments Closed
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