文学作品をどう読むか?
わたしは数日前、文学を読む喜び、読む意義について書いた以下の記事で、文学を読むとは、深く豊かに人間を理解するためだと書いた。
https://mc-mc.co.jp/archives/3954
ここで大事なのは、人間を理解するということを、知的な興味に終わらせてはいけないということだ。
人間を深く豊かに理解したいーーこの想いは、いまの時代に生きるひとりの人間として、いまを取り巻く状況の中で「自分はいかに生きるか」という意識に支えられてこそ貴いものとなる。
逆に言えば、現代の状況のなかで「自分はいかに生きてゆくか」と考えることをとおしてのみ、人間への理解は生きた意味を持ってくる。
いい文学作品とは、こういうことを考えさせてくれる作品のことである。
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