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【愛国の歌】ますらをの 元明天皇


ますらをの
鞆(とも)の音(おと)すなり
物部(もののふ)の
大臣(おほまへつき)
楯(みたて)立つらしも
第四十三代 元明天皇

元明天皇は天智天皇の第四皇女でいらっしゃる。

天皇の御治世、和同開珎が発行され、平城京に遷都され、「古事記」が完成した。

「鞆」とは、弓を射る時に左手首の内側につけて、矢を放ったあと、弓の弦が腕に当たるのを防ぐ道具だ。

「大臣」は将軍である。

「楯立つらしも」は楯を立てているらしいの意。

将軍が堂々と陣容を整えている様子が目に浮かぶ。




Posted on 2024-03-13 | Category : コラム, 和歌とともに, 日本の文化 日本のこころ | | Comments Closed
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