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【愛国の歌】古の 高市黒人


古(いにしへ)の
人にわれあれや
ささなみの
故(ふる)き京(みやこ)を
見れば悲しき
高市黒人(たけちのくろひと)

高市黒人は持統天皇、文武天皇に仕えた。

「われあれや」は、わたしはそうではないのにの意。

「ささなみ」は琵琶湖西岸の沿岸一帯。

ここには天智天皇が即位されたとき開かれた大津宮があった。

古き都のあれた様を見て悲しんでいる。




Posted on 2024-03-11 | Category : コラム, 和歌とともに | | Comments Closed
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