星合(ほしあい)の 七日(たなばた)も近き 天の川 正岡子規
こんにちは
宮川です。
今回も、夏の歌を鑑賞して参りましょう!
星合(ほしあい)の 七日(たなばた)も近(ちか)き 天(あま)の川(がわ)
桐(きり)の木末(こぬれ)や 浅瀬(あさせ)なるらん
これは正岡子規の作品です。
意味は
牽牛・織女のふたつの星が出会う七夕が近づく天の川
桐の梢が浅瀬となった
天の川に触れるばかりに伸びた桐の梢が、天の川の浅瀬を思わせたのでしょうね。
そこから牽牛が天の川を渡って織女に会いに行くんだなあ。
「星合(ほしあい)」という言葉がすてきだと思ったので選びました。
「星合」とは陰暦七月七日の夜、牽牛・織女の二つの星が出会うことをいいます。
「木末(こぬれ)」は、梢(こずえ)のことです。
これからも素敵な歌を、ご一緒に鑑賞して参りましょう!
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