新春の和歌 「音立てて 氷ながるる」 桂園一枝 香川景樹(かがわかげき)
[訳:蓬田修一]
音立てて 氷ながるる 山水に
耳もしたがふ はるは来にけり
[現代語訳]
山の川では解けた氷がぶつかりあいながら音をたてて流れている
その音は耳に心地よい 今年わたしは耳順(じじゅん)を迎えた
[ひとこと解説]
耳順(じじゅん)は論語にあることば。論語・為政(いせい)に「六十にして耳順(みみしたが)ふ」とある。六十歳になって、ようやく他人の意見に素直に耳を傾けられるようになったという意味。
香川景樹(かがわかげき)が六十歳を迎えた新春に詠んだ歌である。
関連記事
- 【第9回】KOSENから未来を創造 米子工業高等専門学校 「関西万博パビリオンの照明演出システムを開発」 2026年1月1日
- 【第8回】KOSENから未来を創造 佐世保工業高等専門学校「新教育体制で選抜生徒に入学前教育」 2025年12月8日
- 【第7回】KOSENから未来を創造 鹿児島工業高等専門学校「『教えてもらう』から『自ら考え、自ら学ぶ』へ」 2025年11月17日
- 【第6回】KOSENから未来を創造 函館工業高等専門学校「宇宙産業も視野に大樹町と連携」 2025年10月20日
- 【第5回】KOSENから未来を創造 有明工業高等専門学校「半導体設計教育の拠点『CDEC』を設置」 2025年9月17日
