書道博物館で「中村不折 -僕の歩いた道-」展が開催
[text:蓬田修一/photo:宮川由紀子]
書道博物館で「中村不折 -僕の歩いた道-」展が開催中だ。(会期=2015年1月4日から3月15日まで)
中村不折(なかむらふせつ)は、明治、大正、昭和期に活躍した洋画家。不折は画家として活躍する一方で書家としても有名で、多くの書の作品を収集した。
昭和11年(1936年)に、不折が独力で集めた書道関連の資料をもとにして、台東区根岸の旧宅跡に書道博物館を開館。その後、約60年間にわたって中村家の手で維持・保存されてきたが、平成7年に台東区に寄贈。平成12年に、台東区立書道博物館として再開館した。
同館には、中国古代の殷時代の甲骨文から近代の作品まで、約1万6000点の中国および日本の書道史に関わる貴重な資料が所蔵されている。その中には、重要文化財12点、重要美術品5点が含まれる。
今回の「中村不折 -僕の歩いた道-」展は、所蔵作品の展示を通して、不折の生涯を追う構成となっている。
会場には、不折の作品はもちろん、不折と交流のあった森鴎外、夏目漱石、伊藤左千夫らの書簡なども展示されている。明治・大正における不折と文豪との交流がかいまみられ、大変に興味深かった。

書道博物館では2015年3月15日まで「中村不折 -僕の歩いた道-」展が開催中。同館エントランスで記念撮影。
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