新春の和歌 「新しき 年の初めに」 万葉集 道祖王(ふなどのおほきみ)
[訳:蓬田修一]
新(あらた)しき
年の初めに
思ふどち
い群れてをれば
嬉(うれ)しくもあるか
右の一首、大膳大夫(だいぜんのだいぶ)道祖王(ふなどのおほきみ) 万葉集
[現代語訳]
新しい 年の初めに
気の合う仲間同士で
集まっていると
嬉しいものだ
右の一首は、大膳大夫(だいぜんのだいぶ)道祖王(ふなどのおおきみ) 万葉集
[ひとこと解説]
大膳大夫(だいぜんのだいぶ)は宮内省大膳職の長官。大膳職は官庁の食事を司る。
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