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取材インタビュー 4つの方法


[text:蓬田修一]

文章を書くにあたっては、取材が欠かせません。今回はインタビューの方法について、お話ししてみようと思います。

1.対面インタビュー

まずひとつ目は、対面インタビューです。話を聞いてみたい人と実際に会って取材する方法です。この方法の良い点は、相手の発言内容に応じて、臨機応変に取材できること。相手の発言で理解できないところを確認しながら進めたり、面白いと思った発言内容を深く突っ込んで聞いてみたりできます。

また対面取材は、取材相手の事務所や店舗などを訪れて行うことが多いと思います。取材に行く前には、ある程度、取材相手の方をリサーチしますが、事務所内にある置物や壁にかかっている写真、店舗のディスプレイなどから、事前リサーチでは知ることができなかった新たな情報を得ることもしばしばあります。

逆にデメリットとしては、相手先を訪問するため時間がかかることです。また、取材アポを取るための手間と時間もかかります。

2.書面インタビュー

ふたつ目の方法は、書面インタビューです。4つから5つくらいの質問項目をメールやFAXで相手に送り、回答を書いてもらってメールやFAXで返信してもらう方法です。

メリットは、相手先に出向く必要がありませんので、取材時間が節約できることです。取材相手が遠方の場合、取材予算によっては交通費が捻出できないケースもあります。書面インタビューならメールでのやり取りですから、どんな遠方の相手でも取材が可能です。

デメリットとしては、あらかじめ用意した質問への回答しか得られませんので、仮にもっと面白い情報を相手が持っていても、その情報を得ることは基本的にできません。また、取材される方によっては、「対面ならば対応できるが、書面の場合は回答を書く時間がない」という理由で辞退するケースもあります。

3.アンケートインタビュー

3つ目の方法は、書面インタビューと似ていますが、アンケートインタビューというやり方です。取材方法は書面インタビューと同じです。書面インタビューとの違いは、質問項目が多かったり、細かい聞き方をするときにアンケートインタビューと呼ぶことが多いようです。メリットとデメリットも、基本的には書面インタビューと変わりません。

4.電話インタビュー

最後、4つ目の方法として電話インタビューがあります。電話で質問して回答をもらうという方法ですが、30分以上かけて比較的しっかりとインタビューする場合と、数分のやり取りで、ひとつまたはふたつの論点について、短いコメントをもらうという、大きく分けて2通りのやり方があります。

メリットは、相手先に出向きませんので、取材時間と取材予算の節約が図れることです。また、取材相手は書面取材のように回答を書く必要がありませんから、負担が少ないという点もあります。対面ではないものの、言葉を直接交わしながらインタビューできますので、相手の回答内容にあわせて臨機応変に対応することができることもメリットです。

一方デメリットは、長時間の電話インタビューの場合は、対面インタビューと同様に取材アポが必要で、そのための手間と時間がかかることです。

これら以外にもインタビュー方法はありますが、この4つが基本的な方法です。どれで進めるかについては、取材内容、予算、締め切り時期をよく考えて決めることになります。

(2014年12月7日)


Posted on 2014-12-05 | Category : コラム, ワンランク上の文章へ | | Comments Closed
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