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吉野家 客層の変化にちょっとびっくり 



吉野家

吉野家京成船橋店。20席ほどの小さな店舗

[text/photo:蓬田修一]

2015年2月のある日、夕食の時間帯に吉野屋へ行った。自宅への帰り道にある京成船橋店。20席ほどの小規模店舗だ。

食事どきだったので、店内はほぼ満席。ちょっとびっくりしたのは女性のひとり客が4割くらいいて、その半分が年配女性客だったことだ。
客層は店舗の立地にも大きく影響するが、何人もの年配の女性客がひとりで利用しているという、吉野家の客層の変化に改めて驚いた。

吉野家の2015年1月の売上高は全店で対前年同月比100.8%、客数は85.4%、客単価は118.0%。既存店でそれぞれ97.0%、82.2%、118.0%。
牛丼値上げの影響で客数は落ちている。しかし、客単価は伸び、売上高は全店でほぼ前年並み、既存店で3%減少した。

私が店舗を訪れたときも、年配客が食べていたのは牛すき鍋膳。価格は630円だ。
1月の数字を見る限り、売上は既存店で3%減少したものの、全店での大きな落ち込みはない。しかし、これからどうなるかは、もちろん予断を許さない。

私は吉野家の牛丼が好きだ。肉はクオリティを保っていると思うし、たれの味付けも甘みがありフルーティで好みだから。味が変わらない限り食べ続けると思う。


Posted on 2015-02-08 | Category : しあわせマーケティング, コラム | | Comments Closed
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