スターバックス Book For Two 読み終わった本をオーディオブックへ
[text:蓬田修一]
スターバックスコーヒージャパンは、目の不自由な方への支援活動「Book For Two」を実施した。
読み終わったりして不要になった本をスターバックスの店舗へ持参。対象の本は一般書籍、雑誌、洋書など。本は専門家による査定・買取の後、全額を目の不自由な方のためのオーディオブック制作に役立てるという活動。
2014年12月1日から25日まで実施した。
JCB イマレコ! リアルタイムO2Oサービス
[text:蓬田修一]
JCBは2014年10月から新宿エリアで新しいO2Oサービスを行っている。サービスの名称は「イマレコ!」。“イマ”をあたなに“レコメンド(おすすめ)”するサービスだ。
利用のイメージは以下のような感じだ。
仕事仲間と居酒屋を訪れたAさん。JCBカードで支払い
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支払い後、すぐにスマートフォンにお知らせが!
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近くの薬局で「栄養ドリンク」がもらえるおトクなギフトが届く
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明日に疲れを残さないために、さっそくおトクなギフトを使って栄養ドリンクを飲む
生活者のリアルタイムの行動や状況に最適なクーポンをスマホへ届けることで店舗への送客を増やす。
吉野屋 並盛80円値上げ380円に すき家はどうする!?

吉野家京成船橋店。吉野家の今後の客足は? 他社はどう対抗する?
[text/photo:蓬田修一]
2014年12月9日、牛丼チェーンの吉野家は、牛丼並盛の価格を300円から380円に大幅値上げすることを発表した。値上げとなるメニューは牛丼並盛だけでなく、他の牛丼類、定食類、カルビ類の合計25品目。メニュー全体に占める割合は、季節による変動もあるが、およそ65%にものぼる。吉野家は今年4月に牛丼並盛を280円から300円に値上げしているから、今回の価格改定は再値上げとなる。
12月12日付け東洋経済オンラインは、今回の値上げの理由について「牛肉の需給バランスの崩壊」(吉野屋・河村社長)と伝える。2012年にアメリカで発生した干ばつの影響で、主原料でアメリカ産牛肉の出荷量が激減。その一方で、アジアの新興国を中心に、牛肉の需要が世界的に急増したという。
その結果、米国産牛肉の冷凍ショートプレート(バラ肉)の価格は、2013年9月の1キログラムあたり550円から、2014年10月には1080円まで高騰。「企業努力だけで牛丼を安定的に供給することが困難な水準に達してしまった」(河村社長)
牛肉調達先については、アメリカ以外にも検討していくが、「穀物肥育牛で吉野家が求めるスペックを、吉野家が求める量で確保するには、アメリカ産にならざるを得ない」と河村社長は12月9日の記者会見で話している。
値上げ発表から3日後の12月12日、自宅近くにある吉野家京成船橋店に食事に行った。午後2時頃に入ったが、店内は遅めの昼食を取る人でほぼ満席だ。ざっと見たところ男性客が100%。小さな店舗だがテーブル席もあり、そこではビールとともに牛鍋を食べている年配男性もいた。
価格改訂は12月17日15時から実施する。値上げ後、吉野家の客足はどうなるのか。
また、ライバル店はどう動くか。松屋はすでに関東1都6県で「プレミアム牛めし」を380円で販売している。一方、すき家は「牛丼」を291円で販売。今後はすき屋の動きが注目だ。
(2014年12月12日)
朝のマクドナルド 店内雰囲気がちょっと・・・

マクドナルド京成船橋駅店
[text/photo:蓬田修一]
日本マクドナルドホールディングスの2014年11月期の既存店売上高が、前年同月比12.3%減だった(日経MJ2014年12月10日)。
減少幅は10月の17.3%よりは縮んだものの、前年実績を下回るのは10カ月連続。客数は12%減少、客単価は0.4%低下した。
7月に発覚した「鶏肉問題」による顧客離れが収束していないことが数字となって現れた。減少幅が縮んだのは、休日が前年と比べ2日多かったためだと見られる。
11月7日に人気アニメゲーム「妖怪ウォッチ」のカレンダーを投入。2週間で150万部を販売した。商品とセット購入する必要があるため、売上を押し上げる一定の効果はあった。
私は12月7日の日曜日、朝9時頃に、マクドナルド京成船橋駅前店に妻と行った。マクドナルドに行くのは久しぶりだ。前回行ったのは2年近く前かもしれない。
ビッグブレックファストとホットケーキを注文した。ビッグブレックファストは初めて食べた。どちらの商品も私はおいしかった。価格は2つのメニューをあわせると1000円弱と他のメニューと比べると高めだが、日曜日の朝、外でゆっくりと朝食を楽しめることを考えると納得できる範囲だ。
京成船橋駅前店の客席数は、1階と2階をあわせて123席。私たちは2階に席を取った。店内はほぼ満席。客層は男性が多く9割くらい。30代くらいから年配の人まで年代的にはバラバラだ。勉強したり本を読んでいるひとり客が結構多い。
気になったのは、席で寝ている年配の男性客が数人いたことだ。こうした客がいると、店内の雰囲気が良くない。公立図書館に行くと、閲覧室で寝ている年配の人がいるが、それと通じる店内の雰囲気を感じた。客層は店にもよるだろうが、店内で寝るような客は来店させない、また、来店した客を店内で寝させない店舗づくりの必要性を感じた。
(2014年12月10日)
光と時のインスタレーション「Light is Time」

インスタレーション作品「Light is Time」
[text/photo 蓬田修一]
青山スパイラル1階にある吹き抜けの展示スペース「スパイラルガーデン」。ここに、光と時のインスタレーション「Light is Time」が繰り広げられた。
空間を螺旋状に描くようにきらめくひとつひとつの光は、時計のすべての部品を支える基盤装置「地板」と呼ばれるものだ。空間の照明は、明るくなったり暗くなったり波のように変わる。そのたびに地板が発する光は、様々な表情を見せる。幻想的なサウンドが奏でられ、光全体を覆っている。空中に浮かぶようにきらめいている地板のカーテンの間を通り抜けるとき、これまで味わったことのない幸福感に包まれた。
このインスタレーション作品は、建築家・田根剛氏とテクニカルディレクター・遠藤豊氏の手により創られた。もともとは、2014年にイタリア・ミラノで開催された世界最大規模のデザインイベント「Milano Design Week2014」に出品。「Milano Design Award Competition」において、「ベストエンターテイニング賞」と「ベストサウンド賞」を受賞した。今回の展示は、デザインの本場ミラノで認められた同作品の“凱旋展”でもあるのだ。
シチズンは時計づくりから発想を得て「Light is Time」という最もシンプルなコンセプトにたどり着いたという。「Light is Time」というコンセプトについて「宇宙の始まりであるビックバンと同時に光は生まれ、地平の果てから昇る太陽は地球を光で満たし、動く影の変化や季節の変様、月の満ち欠けに気が付いた人類は、いつしか『時間』という概念を創出した」と同社は説明している。
インスタレーション作品「Light is Time」は、シチズンがたどり着いたコンセプトを圧倒的なクリエイティブ力で形にした。田根氏と遠藤氏の作品からは、デザインの持つ可能性を改めて感じることができた。そして大きな感動を与えてくれたことに感謝したい。
(2014/11/29)

光を放っているのは、時計のすべての部品を支える基盤装置「地板」
忘れかけていた「若い感性」が蘇る展覧会

アド・ミュージアムでは「第10回クリエーティブ トップ ナウ展」と「第5回スチューデント クリエーティブ学生広告賞展」の2展が同時開催された。写真は第2会場で開催された「第5回スチューデント クリエーティブ学生広告賞展」のもよう(主催者の許可を得て撮影しています)
[text/photo 蓬田修一]
「第10回クリエーティブ トップ ナウ展」と「第5回スチューデント クリエーティブ学生広告賞展」が東京・新橋のアドミュージアムで、2014年8月30日(土)から11月3日(月)までの会期で開催された。
「第10回クリエーティブ トップ ナウ展」は、テレビ・ラジオ広告、アートディレクション、グラフィックデザイン、パッケージデザイン、プロモーション、屋外広告、新聞広告、コピーの各分野を代表する8つの団体が顕彰する優秀作品をまとめて展示する展覧会だ。
一方、「第5回スチューデント クリエーティブ学生広告賞展」は、国内外の12の団体・企業の協力を得て、学生広告賞の上位賞を受賞した作品を紹介するものだ。
ふたつの展覧会をあわせると、国内外17団体が主催する広告賞の受賞作品を一堂に見ることができるとても貴重な機会である。プロの優秀作品が集まる「クリエーティブ トップ ナウ展」はもちろん素晴らしい内容だが、それに負けないくらい私が毎年楽しみにしているのは「スチューデント クリエーティブ学生広告賞展」だ。
学生のみずみずしい感性による作品を見ていると、「大人の都合」で考えることが多くなりがちな自分にとって、忘れかけていた「若い感性」が蘇ってくるようで、とても刺激的だ。
(2014年11月5日)
