【年末の歌】かぞふれば 年の残りも なかりけり 和泉式部

年の暮に身の老いぬることを歎きて、よみ侍りける

かぞふれば 年の残りも なかりけり
老いぬるばかり 悲しきはなし

(現代語訳)
数えてみれば、今年もわずか
こうしてまた一年が終わっていく
年を取ってしまうことほど、悲しいものはない

こんにちは 蓬田です!
この歌、女性の実感なのかもしれないですけれど、歌を聞いた人(特に男性)からのウケを狙ってるんじゃないかと思ったりもします。

今でいえば、ウケ狙いの自虐ネタというところでしょうか?

和泉式部は恋愛遍歴が多い人で、天然なのか努力して身につけたのかは分かりませんが、男からの関心を惹きやすい女性だったのではないかと、この歌から想像してしまいました。

妻にいわせると「そんなことはない!」「自虐ネタで男からの関心は引き寄せない!」と強く反論がありましたが。。。

今と違って、当時、和泉式部が活躍した環境は貴族サロンとかで、紫式部や清少納言のように、たちに囲まれて生活し歌を詠んでいた環境ではなくて、恐らく和泉式部のほかは男ばかりだったろうと推測しましたので、こんな風に考えたのです。

この歌は「新古今和歌集」冬の巻に収められています。

 




Posted on 2020-12-26 | Category : コラム, 和歌とともに | | Comments Closed

神田外語大学 オンラインで2021年度入学者選抜 教育家庭新聞2020年11月発行号

079神田外語大学

Zoomや専用システムなどで実施
「教育家庭新聞」(発行=教育家庭新聞社)2020年11月発行号にわたくし蓬田が執筆した記事です。

大学の最新ICT活用を紹介する連載「ICTキャンパス」の79回目です。

神田外語大学に取材しました。

同大学はコロナ感染対策として、2012年度の入学者選抜をオンラインで行いました。

教育家庭新聞社サイト https://www.kknews.co.jp/
「教育家庭新聞」の購読申込みや、教育関連のニュースがご覧になれます。




Posted on 2020-11-11 | Category : コラム, 大学ICT | | Comments Closed

龍谷大学 進化するオープンキャンパス 27時間オンライン放送で参加者アップ 教育家庭新聞2020年10月発行号

078龍谷大学600px

受験生向けアプリDLが2.5倍に
「教育家庭新聞」(発行=教育家庭新聞社)2020年10月発行号に私、蓬田が執筆した記事です。

大学の最新ICT活用を紹介する連載「ICTキャンパス」の78回目です。

龍谷大学入試部に取材しました。

教育家庭新聞社サイト https://www.kknews.co.jp/
「教育家庭新聞」の購読申込みや、教育関連のニュースがご覧になれます。

※上記の組織、役職名は取材当時のものです。




Posted on 2020-10-05 | Category : コラム, 大学ICT | | Comments Closed

阪南大学 ロボットで発音チェック 教育家庭新聞2020年9月発行号

077阪南大学

カラオケのように英語発音を採点
「教育家庭新聞」(発行=教育家庭新聞社)2020年9月発行号に私、蓬田が執筆した記事です。

大学の最新ICT活用を紹介する連載「ICTキャンパス」の77回目です。

阪南大学 経営情報学部 松田健准教授に取材しました。

教育家庭新聞社サイト https://www.kknews.co.jp/
「教育家庭新聞」の購読申込みや、教育関連のニュースがご覧になれます。

※上記の組織、役職名は取材当時のものです。




Posted on 2020-09-08 | Category : 大学ICT | | Comments Closed

【秋の和歌】川風の すずしくもあるか 紀貫之

皆様こんにちは
宮川です。

今回も、秋の和歌を鑑賞して参りましょう!

川風(かわかぜ)の すゞしくもあるか 
うちよする 浪(なみ)とゝもにや 秋(あき)はたつらむ

作者は、平安時代前期から中期にかけての貴族、紀貫之です。

この作品は貫之が撰者を務めた古今和歌集の巻第四・秋歌上に収められています。

歌の前には

秋立日、うへのをのこども、加茂の川原に川逍遥しける、ともにまかりて、よめる

という詞書(ことばがき)があります。

立秋の日、殿上の男ども、賀茂の河原に河遊びした供に参って詠んだ歌です。

歌の意味は

吹いてくる川風、涼しいことよ
この風に吹かれて打ち寄せる波とともに、秋は立つのだろうか

「うちよする」は「打ち寄せる」の意味です。

「秋立日」は立秋のことで、太陽暦では8月7日ごろです。この日から立冬(11月8日ごろ)の前日までが秋です。

「立つ」は秋が「立つ」のと、波が「立つ」のとを掛けています。

季節の変わり目が見つかると、うれしいものですよね。

私は「秋が立つ」という言い方は、ちょっと新鮮な表現に感じました。

そういえば昔、松田聖子の名曲にも「風立ちぬ」がありましたね。

季節や自然現象は「立つ」という表現もするのですね。

昔の言い方を勉強すると、感性も豊かになっていくような気がします。

これからも素敵な歌を、ご一緒に鑑賞して参りましょう!
 
 
 




Posted on 2020-08-26 | Category : コラム, 和歌とともに | | Comments Closed

【秋の和歌】今(いま)来(こ)むと いひしばかりに 素性法師

皆様こんにちは
宮川です。

今回も、秋の和歌を鑑賞して参りましょう!

今(いま)来(こ)むと いひしばかりに 長月(ながつき)の
有明(ありあけ)の月(つき)を 待(ま)ち出(い)でつるかな

作者は平安時代前期から中期にかけての歌人・僧侶の素性法師(そせいほうし)です。

この作品は小倉百人一首に収められています。

女性の気持ちで詠まれたものだそうです。

意味は

「すぐに参ります」とあなたが言ったので待っていましたが
長月の夜明けに出る有明の月が出てきてしまいました

「今」は「すぐに」の意味です。

「長月」は陰暦の9月です。太陽暦では10月ごろで、夜が長くなります。

「有明の月」は夜更けに昇ってきて、夜明けまで空に残っている月のこと。

思い人が「すぐ行くよ」と言うので待っていたのに、待てども待てども来なくて、とうとう有明の月が出てきてしまった。

もう今晩は来ないな、待ってたのに…という歌ですね。

待ち人が来なくて悲しみに暮れるのではなくて、どこかカラっとしている感じです。

素性法師は、こういうタイプの女性が好きだったんでしょうか?

そんなことを考えるのも楽しいです。

これからも素敵な歌を、ご一緒に鑑賞して参りましょう!

これからも素敵な歌を、ご一緒に鑑賞して参りましょう!
 
 
 




Posted on 2020-08-21 | Category : コラム, 和歌とともに | | Comments Closed

【秋の和歌】昨日こそ 早苗とりしか いつの間に

皆様こんにちは
宮川です。

今回も、秋の和歌を鑑賞して参りましょう!

昨日(きのう)こそ 早苗(さなえ)とりしか
いつの間(ま)に 稲葉(いなは)そよぎて 秋風(あきかぜ)の吹(ふ)く

読み人しらずの歌です。

この作品は古今和歌集に収められています。

意味は

つい昨日、早苗を手に取って田植えをしたと思っていたのに、
いつの間にか、稲の葉をそよがせる秋風が吹いている。

稲が育っている田は、風を受けるとそよいで、波のようにきれいで好きです。

稲穂ではなく稲葉というからには、まだ青くて、収穫は先なのでしょう。

稲の葉がそよそよ音をさせているとは、さぞや立派に育っているのだなあと豊かな実りを予感させます。

これからも素敵な歌を、ご一緒に鑑賞して参りましょう!
 
 
 




Posted on 2020-08-18 | Category : コラム, 和歌とともに | | Comments Closed

【秋の和歌】秋(あき)来(き)ぬと 目にはさやかに 藤原敏行

皆様こんにちは
宮川です。

今回も、秋の和歌を鑑賞して参りましょう!

秋(あき)来(き)ぬと 目(め)にはさやかに 見(み)えねども 
風(かぜ)の音(おと)にぞ おどろかれぬる

作者は、平安時代前期の貴族・歌人・書家である藤原敏行です。

この作品は立秋の日に詠まれたもので、古今和歌集に収められています。

意味は

秋が来たと、はっきりと目には見えないけれど
風の音で(秋の到来に)はっと気づきました。

立秋は暦の上で秋が始まる日。陽暦の八月八日ごろで、令和二年(2020年)は八月七日でした。

「目に見える」ものと「音に聞こえる」ものとの表現の対比が鮮やかです。

目に見えないけれど、音で分かったということ、さらに、風に吹かれて体感的に秋を感じたのではなくて、「風の音」に秋を感じるというのは、とても理知的な感じです。

ところで、気象庁は最高気温が25℃以上の日を「夏日」、30℃以上の日を「真夏日」、35℃以上の日を「猛暑日」としています。

近年の夏は気温が上がり、「夏日」だと涼しいと感じるくらいです。

令和二年の夏も「猛暑日」が続いています。

最近、蚊がいなくなったなと思いましたら、本当かどうか分かりませんが、猛暑が原因らしいです。

これからも素敵な歌を、ご一緒に鑑賞して参りましょう!




Posted on 2020-08-17 | Category : コラム, 和歌とともに | | Comments Closed

秋の和歌 萩(はぎ)の花 尾花(をばな)葛花(くずばな) 山上臣憶良(やまのうへのおみおくら)

皆様こんにちは
蓬田(よもぎた)でございます!

きょうも秋の和歌をご一緒に鑑賞して参りましょう。

萩(はぎ)の花 尾花(をばな)葛花(くずばな) なでしこの花 をみなへし 
また藤袴(ふぢばかま) 朝顔(あさがほ)の花

山上臣憶良(やまのうへのおみおくら)

万葉集にある、秋の野の花を詠んだ歌です。

今でも「秋の七草」として伝わっていますね。

「萩(はぎ)」は、「荻(おぎ)」と漢字が間違いやすいので気を付けましょう。

「尾花」はススキのこと。

「朝顔」は、現在のアサガオではなくて(奈良時代、アサガオはまだ日本に入っていません)、桔梗(ききょう)のことです。

山上臣憶良(やまのうへのおみおくら)は、斉明天皇六年(660年)生まれといわれています。

四十二歳で遣唐使の一員として唐に渡り、儒教や仏教などを学びました。

霊亀二年(716年)、五十七歳にしてはじめて国守として伯耆国(ほうきのくに 今の鳥取県中部・西部)に赴任。

10年後の神亀三年(726年)ごろ、六十七歳で筑前守(ちくぜんのかみ)として赴任。

筑前守を退官したのち、天平五年(733年)に七十四歳で亡くなったとされています。

歌人としても名高く、万葉集に80首が収められています。

これからも素敵な歌を、ご一緒に鑑賞して参りましょう!




Posted on 2020-08-05 | Category : コラム, 和歌とともに | | Comments Closed

湘南工科大学 ロボティクスやIoTなど 学科の枠を超えて深く学ぶ 教育家庭新聞2020年7月発行号

075湘南工科大学

2年次から登録可能 意欲ある学生に人気
「教育家庭新聞」(発行=教育家庭新聞社)2020年7月発行号に私が執筆した記事です。
大学の最新ICT活用を紹介する連載「ICTキャンパス」の75回目です。
湘南工科大学に取材しました。

教育家庭新聞社サイト https://www.kknews.co.jp/
「教育家庭新聞」の購読申込みや、教育関連のニュースがご覧になれます。

※上記の組織、役職名は取材当時のものです。




Posted on 2020-07-26 | Category : 大学ICT | | Comments Closed