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執筆中のBGM① ボーカル曲の場合



[text:蓬田修一]

原稿を執筆中、どんな音楽を部屋に流したら効果が上がるか、いろいろ試しました。その結果、分かったことがあります。まずボーカルが入った歌ものです。

日本語の歌詞の曲は、ポップス、ロック、歌謡曲などすべて執筆の大きな妨げとなります。耳から歌詞の言葉が入ると、日本語ですからその意味がほぼ100%理解できます。そうすると、執筆するための頭の中で考えている言葉とぶつかりあって、記事の構成を考えたり、文章をまとめたりすることができませんでした。

英語の歌詞の場合も状況は似たような感じです。基本的に英語の歌詞を聞き取ることはできないのですが、ロック、ブルース、ゴスペル、ファンク、ポップスなどジャンルを問わず、「耳から入った言葉(この場合は英語)と、頭で考えている言葉がぶつかりあって文章がまとまらない」という状況は、日本語の歌詞のときと同じでした。

カフェなどでも、お客同士の会話を妨げないよう、歌モノのBGMは、日本語、英語を問わず基本NGになっています。原稿執筆でも同じです。

ではインストもの(曲だけボーカルなし)の場合はどうだったかは、次回書いてみます。


 

Posted on 2014-12-30 | Category : コラム, ワンランク上の文章へ | | Comments Closed
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