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知りたいことは、必ず本に書いてある


[text:蓬田修一]

執筆するにあたり情報のインプットをするとき、いちばん効率的な方法は読書ということを以前書きました。きょうはそのことに関連するかもしれませんが、「自分が抱く疑問に対する答えはすべて本に書いてある」ということをお話ししようと思います。

日々の生活の中で、ニュースに接したり、ほかの人と話したりして「なぜ?」「どうして?」と疑問を感じることがあると思います。

また、仕事上でも次から次へと疑問が湧いてくるものです。特に初めて取り組む事業では、基本的に手探り状態で進めていくわけですから、分からないことだらけです。

そういうときは、上司や同僚、知り合いなどに相談したり、セミナーに参加したりするなどいろいろな方法がありますが、いちばん時間的・費用的コストを低く抑えられ、しかも体系的に情報をインプットできるのが読書だと思います。

経験上、自分が抱く疑問に対する答えは、必ず本に載っているものです。これまで日本語だけでも何万タイトルもの書籍が発行されていると思いますが、これだけの量の書籍の中には、自分が抱く疑問に対する答えを書いた書籍があるはずで、本を読んで疑問が解決していないのなら、答えが書いてある本にたどり着いていないだけだというふうに私は捉えています。

実際、読書を通じて、これまで何度も、自分が抱いていてた疑問が解決しました。読んでいて、「こういうことだったのか!」と膝を打つ文章に出会うことが数々ありました。

もちろん、自分の頭で考えることも大事です。考えると同時に、近くの本屋、ネット書店、図書館などをフルに活用して、たくさんの本に接してみるのが宜しいと思います。

(2014年12月9日)


Posted on 2014-12-09 | Category : コラム, ワンランク上の文章へ | | Comments Closed
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